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「法華論」について(上)
「転法輪経」について(二之一)
転法輪 (梵Dharmacakra-pra. パDhammacakka-pavattana)とは、広義には釈尊の一生涯の説法のすべてを指すけれども、『転法輪経』という経典は釈尊の最初の転法輪、すなわち五比丘に対する最初の説法を掲げている経典である。仏教者にとっては、この最初の説法がもっとも記念せられるべき重要な事柄の一つであるから、『転法輪経』は後世に至るまで広く伝えられて有名であった。今日の南方仏教では種々の儀式法要において、『転法輪経』が常に読まれているのはその例である。今日知られている諸部派の『転法輪経』が二十数種に及び、諸経典の中でもっとも多く伝えられているのも、本経がいかに広く読まれたかを物語るものである。
「転法輪経」について(二之二)
説一切有部の『転法輪経』は、『雑阿含』中のもの(A2)、『三転法輪経』(B2)、『十誦律』のもの(C4)、『有部毘奈耶雑事』のもの(C5)等に見られるように、a離二辺中道の説法はまったく掲げられていない。前にものべたように、説一切有部の『転法輪経』はaを含まないものである。この点がパーリ等と違っている。
人間仏教と現代社会
心と呼ぶことができる生物は地上には数多く生息します。しかし、考える、すなわち、「思考する」という能力を有した生き物は人間だけです。それは、人間のみが、大脳の表面を占める灰白質の薄い層からなる大脳新皮質を具えたからです。
敦煌本六祖壇経と心地法門の要旨
人間仏教と中国仏教の未来
仏教が中国に伝えられ、仏典の翻訳・流布が開始されたのは、西暦紀元 2 世紀、後漢の桓帝の時代からである。以来、諸王朝の興亡とそれらの治世のありように関りながら、インド・西域から訳経僧らが断続的に来朝し、また、中国から西域・インドに求法の旅に出た僧たちが訳経僧の役割も担って帰国して仏教を宣布し、仏教は次第に広く、かつ深く中国社会に広まっていった。そして、この過程において、時代の変化に対応しながら、仏教は中国固有の思想・信仰を取り込み、故地のインドの仏教とは異なるすがたを見せるようになった。今日まで続く、この中国的に変貌した仏教―それをわれわれは、総称して、中国仏教(Chinese Buddhism)と呼ぶ。
宗密以後の華厳宗
華厳宗の法系は宋代に意図的に作られたものと思われるが、第三祖法蔵、第四祖澄観、第五祖宗密までの華厳宗の系統とその思想については、澄観、宗密が多くの著作を残しているため、研究が進んでいるが、宗密以後の華厳宗についてはほとんど研究されていないといってよい。宋代の長水子や晋水浄源(一〇一一〜一〇八八)については,多少研究もされているが、宋代の華厳学の本格的な研究はこれからといえよう。宋代の華厳学は,唐代の華厳宗の研究のためにも,さらには明代以後近世における中国華厳宗史の研究のためにも重要な地位を占めるものであり,今後の解明が期待される所以である。
作者序—二十一世紀的光明與希望—《法華經》
第一章《法華經》與人間佛教
星雲大師一筆字書法作品選詞特點研究
書法是星雲大師文化弘法的方式之一。星雲大師及其弟子在創作、編輯一筆字書法作品時,所選擇的詞彙有著十分明顯的側重或偏好。這種選詞上的側重直接體現了星雲大師的思想。本文首先探討了一筆字的形式和功能對星雲大師選詞特點的影響,接著詳細介紹了星雲大師一筆字書法作品選詞的基本情況。在此基礎上,本文從「佛子之心」、「生命活力」、「審美意象」三個角度,深入探討了一筆字書法作品的選詞偏好所體現的星雲大師的宗教情懷。本文認為,星雲大師的一筆字書法作品的選詞偏好首先體現了大師對於「真心」的重視和渴望為,其次展現了大師旺盛的生命力,還展現了星雲大師的審美追求。
