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宗密以後の華厳宗

作者
鎌田茂雄
其他名稱
宗密之後的華嚴宗
關鍵字
摘要
華厳宗の法系は宋代に意図的に作られたものと思われるが、第三祖法蔵、第四祖澄観、第五祖宗密までの華厳宗の系統とその思想については、澄観、宗密が多くの著作を残しているため、研究が進んでいるが、宗密以後の華厳宗についてはほとんど研究されていないといってよい。宋代の長水子や晋水浄源(一〇一一〜一〇八八)については,多少研究もされているが、宋代の華厳学の本格的な研究はこれからといえよう。宋代の華厳学は,唐代の華厳宗の研究のためにも,さらには明代以後近世における中国華厳宗史の研究のためにも重要な地位を占めるものであり,今後の解明が期待される所以である。
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