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仏教と現代倫理——不殺生戒と少欲知足
今度、私の研究発表要旨のなかに、現代の人類の直面している倫理的問題を列挙しておいた。核兵器や発電所に形における原子力の危険性,世界のいくつかの地域おける戦争・飢餓・貧困、人種的あるいは宗教的な差別、先進国における過度な欲望と消費、環境の破壊と汚染、自然資源の枯渇、二酸化炭素による地球の温暖化、フロンによるオゾン層の破壊、遺伝子の切り続ぎ、さらに体外受精・脳死・臓器移植・安楽死・妊娠中絶という医学をめぐる問題などである。
世界人類の平和と共生
人間仏教と中国仏教の未来
仏教が中国に伝えられ、仏典の翻訳・流布が開始されたのは、西暦紀元 2 世紀、後漢の桓帝の時代からである。以来、諸王朝の興亡とそれらの治世のありように関りながら、インド・西域から訳経僧らが断続的に来朝し、また、中国から西域・インドに求法の旅に出た僧たちが訳経僧の役割も担って帰国して仏教を宣布し、仏教は次第に広く、かつ深く中国社会に広まっていった。そして、この過程において、時代の変化に対応しながら、仏教は中国固有の思想・信仰を取り込み、故地のインドの仏教とは異なるすがたを見せるようになった。今日まで続く、この中国的に変貌した仏教―それをわれわれは、総称して、中国仏教(Chinese Buddhism)と呼ぶ。
観仏思想の形成
華厳思想の現代的意味
仏教知識論の形成(上)
仏教知識論の形成(中)
仏教知識論の形成(下)
宗密以後の華厳宗
華厳宗の法系は宋代に意図的に作られたものと思われるが、第三祖法蔵、第四祖澄観、第五祖宗密までの華厳宗の系統とその思想については、澄観、宗密が多くの著作を残しているため、研究が進んでいるが、宗密以後の華厳宗についてはほとんど研究されていないといってよい。宋代の長水子や晋水浄源(一〇一一〜一〇八八)については,多少研究もされているが、宋代の華厳学の本格的な研究はこれからといえよう。宋代の華厳学は,唐代の華厳宗の研究のためにも,さらには明代以後近世における中国華厳宗史の研究のためにも重要な地位を占めるものであり,今後の解明が期待される所以である。
四季の禪風










