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越境する仏教——13世紀日本中国間における戒律思想の共有を通して
作者
Otani Yuka
單位職稱
Associate Professor Department of Buddhist Studies, Ryukoku University
編者
妙凡、程恭讓總編輯
摘要
日本中世における日本.中国間の交流は、海商の発展によって遣唐使派遣の廃止後いよいよ盛んになった1 。頻繁な日宋交流によって、日本に「禅宗」が伝えられ、日中両国間で協力しながら 教学研鑽が行われたことは、すでによく知られているところであ るが、戒律教義についても禅学同様に、日宋交流によって、日中 両国が同一の問題意識をもって、研究が進められていたことは、 これまでほとんど語られることがなかった。
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